今回は前回の続きになりますが、
銀行がどのように利益を得ているのか
そして預金者と株主のリターンの差について解説しますね☘️
【銀行の利益源】
銀行は、預金者に預けられた資金を貸し出して金利を得たり、有価証券に投資して収益を得たりすることで利益を得ています。
例えば、ある銀行の運用実績を見てみると
★貸出金利は1.6%、有価証券投資からの利回りは0.7%となっています。
これらの収入を合計すると、資金全体の運用利回りは1.2%です。
ところが、預金者に支払われる金利はわずか0.1%🥹
→つまり、銀行は運用で得た利益1.2%から預金者に支払った0.1%を差し引いた1.1%を利益として得ていることになります。
この利益から従業員の給料や経費を支払った後、一部は株主への配当として分配されます。
【株主への配当】
ある大手銀行の例です。
★この銀行は最終利益2.5兆円のうち、約3割にあたる8200億円を株主への配当として支払いました。
→株式の株価が50円前後に対して配当金が12円だったとすると、配当利回りは2.4%になります。
【預金者と株主のリターン】
★預金金利が0.1%であることを考えると、株主への配当利回りは預金金利のなんと24倍です。
→これが、株主が預金者よりも高いリターンを得られる理由です。
私たちは預金者になるか、株主になるかどちらかを選択できます。
ただし、株価は変動するためリスクがあり、預金と株式ではリスクとリターンが異なります。
このように、預金は銀行に、国債は政府に、株式や社債は企業に、投資信託は運用会社にお金を託すことになるということです💡
それぞれのリスクとリターンを考慮して、誰にお金を託すかを選択していきましょうね🤗
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